2021年度 入社7~8年目選抜!フォローアップ研修 3回目


 

29日水曜日。

入社7~8年目選抜メンバーの研修3回目を開催しました。

 

 

 午前中は「部下・後輩の育成」について考えていきました。まず「こんな上司・先輩は嫌だ!」というテーマで、グループでディスカッションを行いました。「毎回言うことが変わる」、「指導するときに高圧的」、「話を真剣に聞いてくれない」、「仕事を丸投げしてくる」など、嫌だったことが挙げられていました。逆に、「理想の上司・先輩像」についても考えました。

 

「部下を守ってくれる」、「矢面に立ってくれる」、「ポジティブ」、「話を聞いて理解してくれる」といった意見が目立ちました。ディスカッションの中で「いざ上司や先輩の立場になった時に、矢面に立つができるかは自信がないな・・・」と、実際の状況を想像したり考えたりしており、今後に関して真剣さを感じる場面がありました。

次に後輩が作成した「プロジェクト状況報告書※」の添削を行いました。

※プロジェクト状況報告書:フォローアップ研修Ⅱ(3年目)の参加者向けに各自のプロジェクト状況(進捗/問題点/課題/対策/見通し)を上長、役員向けに報告することを想定した課題。

 

進捗報告では、「スケジュールに対して予定と実績がわからない。」「テスト消化率、バグ検出数などの定量的な報告がない」、「オンスケ/前倒し/遅延の根拠が示されていない」など的確な指摘をしていました。「問題点/課題」、「対策/見通し」の報告の仕方においても、報告書を受け取る人(上長、役員)に何を伝えるべきなのかを理解し、指摘できていました。

今回は指導の例として「プロジェクト状況報告」で考えましたが、実際の業務の中で部下や後輩のスキルが足りないと感じた時に「何に悩んでいるのか」、「何が理解できていないのか」、「どう対処したら良いのか」を理解して指導することが大切だと気づいていました。

今持っているスキルを活用して理想の上司・先輩となれるよう部下を育成・指導してほしいと思いました。

 

部下・後輩の育成の後は、ITSS達成度シートの記入と自己研修計画を作成しました。

 

改めて書き出すことで自分自身が気づかなかった新たな課題にも気づくことができたようです。自分に不足しているスキルを補うために何をすべきかを具体的に書き出すだけではなく、確実に実行していくことを決意していました。

 

 

午後からはUCSCSRについての講義を受けました。UCSPurposeからUCSでは具体的に何に取り組んでいるのかを確認し、本業を通してのUCSの存在意義を確認しました。

 

SDGsに関連する内容では、UCSが行っている事業では「SDGs17の目標」のうち、達成しようとしている目標がいくつあるか、どのように達成させるのかを学び、さらに発展させるにはどうすればよいかをグループワークで考えました。

この中で、顧客との契約条件にSDGsへの取り組みも加わっていくことを学びました。

耳慣れない専門用語と横文字が多かったため、難しく感じているようでしたが参加者の皆さんが、理解を深めようと努力している姿勢が印象に残りました。

 

そして、最後に社長との対話がありました。参加者の皆さんが日頃感じている疑問や、自分が持っているアイデア、少し突っ込んだ質問に対して、社長が丁寧に応え、どのように考えているかを直接聞くことができました。短い時間でしたが、話が盛り上がり有意義な時間となりました。

参加者の皆さんは、年頭あいさつで文章を読んだり、会議の報告書を読んだりして、考えは理解していても、やはり直接社長から聞くことで、より理解することができてよかったという感想が多くあがりました。そして、このようなコミュニケーションの機会がもっとあったらいいなという意見も多くありましたので、今後は別の企画も検討しようと思いました。

 

3か月続いた「選抜!入社7~8年目のフォローアップ研修」はこれで終了となりますが、ここからがスタートです。ここで学んだことを、それぞれのプロジェクトで展開し、今後UCSでたくさん活躍してほしいと思います。

 

3か月間、お疲れ様でした!!


UCSの新人社員研修は、自己理解の機会と自己能力が発揮できる環境や仕組みづくりに力を入れています。