3月9日水曜日。
ミドル・シニア研修をWEB形式で開催しました。
この研修はミドル層以上の社員をターゲットに、定年後も活き活きと働くためは、今からどういった行動をしたらいいかを考える研修でした。
まずはグループで、求められる役割が変わるとはどういうことか。若い世代からどのように思われているのか。定年後も活き活き働くシニアの特徴についての意見交換を行いました。
その後、個々でアンケート形式の心理テストを行い、「キャリアシフトチェンジ※1」についてレクチャーを受けました。※自分が今まで身につけきたスキルと社会人経験を見直し、自分のキャリアのカタチを棚卸して作り直す期間
次に、複数の事例に登場する人物の行動で「活き活き働く弊害になるポイント」を考えグループで共有しました。話し合いの中で自分と照らし合わせたり、最近プロジェクトで事例のような人がいたなどの話があったりと、例文だけではなく様々な面も参考にして考察してまとめました。
午後はプラットフォーム能力について学びました。
プラットフォーム能力は、行動、スキル、態度の3つ要素と、自分自身の心の健康と働きたいというポテンシャルで発揮されます。行動は「仲間をつくる」コミュニケーションの部分、スキルは仕事の自己完結力、態度はセルフコントロールとなります。事例の弊害ポイントの洗い出しに引き続き、その弊害がどの要素に当てはまるのかをグループで考えていきました。
そして、午前中に行った心理テストから自分自身のプラットフォーム能力の値を出した後、行動計画に落とし込む作業を行いました。まずは、自分がシニアになった時にどのような仕事をし、役割を担いたいかを考えました。それからプラットフォーム能力の結果から、自分の強み弱み、自分の専門能力を理解し、今後の働き続けるためにどうしたらいいかを具体化しました。
そして最後にグループで共有し、フィードバックを行いました。
受講した社員の皆さんにとって、同世代と普段話題にしづらい内容について意見交換でき、今後の働き方について考えるきっかけができた事や、活き活きと働き続けるイメージができた事で、とても有意義な研修になったのではないでしょうか。
今回の研修をきっかけに、普段から少しずつ自分の働き方を見直し、時間軸にあわせて活躍の場を広げ、今後も活躍してもらいたいと思いました。
UCSの新人社員研修は、自己理解の機会と自己能力が発揮できる環境や仕組みづくりに力を入れています。