5月16日、本社分室にて2016年度OJT成果発表会が開催されました。
毎年UCSの新入社員は、3か月間の新人研修後、
配属先で先輩社員と1対1のOJT研修を行っています。
今回の発表会では、2016年度の新入社員とOJTトレーナーが、
その成果を振り返り発表を行いました。
新人は、担当した業務やスケジュール、当初の目標と成果報告、課題と今後の目標 等、
トレーナーからは、新人との関わり方、反省点と今後の期待 等、
1組15分程で発表が行われました。


新人の多くは失敗経験から、
作業の事前/事後確認の甘さや、相手の立場に立つ事の大切さ、
報・連・相の重要性、自身の消極さ、業務知識の不足 などを痛感し、
一人一人その脱却とさらなる成長のための目標を掲げていました。
新卒として入社したミャンマーの社員は、それに加え
日本文化やビジネスマナー、
略語や敬語の難しさ を実感し(本当に大変だったと思います)、
日本語能力の向上を一様に目標としていました。


トレーナーの発表からは、
トレーニングをしながら新人の長所・短所を見極め試行錯誤し、
日々反省と期待を持って接してきた様子がありありと浮かびました。
また、「もっと~させてあげたかった」というコメントも多く、
トレーナー自身の業務との両立の大変さ、理想通りに計画を進めることの
難しさやもどかしさも見て取れました。
今後の期待では、それぞれ
★周りから「ありがとう」「助かった」と言ってもらえる人に
★なくてはならないスペシャリストに
★顧客からの信頼を得られる人に
★何事にも積極的に
★言われたことをするだけでなく、自分でPDCAを回せる人に
★後輩の良いお手本に
★常に疑問を持つことを忘れずに
★伝え方を工夫してたくさんの人に好かれる人物に
★今自分にできることに精一杯取り組んで
などの言葉が贈られました。
全ての言葉の背景は、きっと『これからも頑張れ』でしょう。
どのトレーナーも、最後の一言に一番力がこもっていたのが印象的でした。
OJT成果発表会は、トレーニングの一区切りとして、
新人は自分自身の傾向や強み弱みを知り、
トレーナーは育成方法を振り返り、さらなる目標が固まる場。
また相互に普段伝えられない思いを伝えられる良い機会だと思います。
中堅社員からは“新人ではない、後輩と同じではいられない2年目”が
一番大変だったという話も聞きます。
ここからが頑張り所、新人(もう“元”新人ですね。)には、
育ててくれたトレーナーの思いと感謝の心を忘れず、
くじけずに精進していって欲しいと思います。

皆さん、大変お疲れ様でした!
また次回はぜひトレーナーとして、一回り大きくなった姿を見るのを楽しみにしています。